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インド人の夫とベルギーで2人暮らし中。30代前半から仕事を辞めて海外1人旅をスタートし帰国後夫と出会って国際結婚したり海外移住したり。何歳になっても勉強しながら楽しく自由に生きることを誓います。

海外旅行記-タスマニア旅行記

【タスマニア滞在記】庭で『モモ』を読みながら考えた 〜ビシェノで読書感想文〜

今朝は午前中を庭で過ごした。 水色のペンキで塗られたデッキに腰掛けて、朝食にはあったかいスープと、バナナとビスケット。 ビシェノの海の上に浮かんでいる太陽が、冷え込んだ夜を少しずつ温めていっているのが分かる。そして太陽のほうを向いている私の…

【タスマニア滞在記】スワンシーでワインとアイスを堪能。Kates Berry Farmでお土産を買おう

「せっかくの休みだし、どっか出かける?」とイーリと出かけたある日。 出発10分で飛び入り参加が…! 家から出発して車を走らせていると、10分くらいしたところでヒッチハイカーに出会った。 22,3歳の、ものすごく背が高いフランス人の男の子。名前を忘れて…

【タスマニア滞在記】生捕アワビにフィッシュアンドチップス!ビシェノでシーフードを堪能。

ある日のこと。 イーリが仕事の前に「ちょっと海行ってくる」と出かけていった。 家でのんびりしていると、2時間も経たないうちに戻ってきた。 朝からサーフィンなんて元気あるなあ、なんて思っていたら… なんとイーリの手にはネットに入った大漁のアワビが…

【オーストラリア・タスマニア滞在記】ブロウホールと野生のオットセイ発見! 素敵な案内人、クロエ。

(ビシェノの海岸にて)え、シールってなんだっけ。オットセイ?!ほんとだ。肉眼だと点にしか見えないけど、確かにそれっぽいのがいる!!「何頭いるんだろう…。3頭? 4頭?」と写真を撮りながら確認するわたし。ゆっくり撮ってね、と見守ってくれるクロエ…

【オーストラリア滞在記】タスマニアに来たらフレシネ国立公園に行こう!

さて、今日はお久しぶりの観光記録です。 訪れたのはフレシネ! タスマニアで1,2を争う観光名所です。 オーストラリア・タスマニアの東部。フレシネはココ! タスマニアの東に位置する Freycinet Peninsula フレシネ半島は、半島全体が国立公園に指定されて…

【最終話】保護していたペンギンたちを海に返す日。ビシェノ・ペンギン物語

(前回までのおはなしはこちら) さて、この日がようやくやって来ました! ペンギンたちの卒業試験の日。 海に帰るための条件はこの3つ。 人を避けるようになっている 毛がウォータープルーフになっている(きちんと水の上に浮かぶ) 十分な体重がある さて…

野生動物は不調を見せない。ビシェノ・ペンギン物語

タスマニアの東、ビシェノ Bichenoの町外れにある動物保護施設パディメロンパーク。ここで出会った夫婦と動物たちのお話を書いています。 ある日私たちがエサ用の魚を捌いていたとき。部屋で別の作業をしていたヴィッキーと世間話をしていた。会話の途中で、…

環境問題に対する自分の理想を持とう。ビシェノ・ペンギン物語

最初はタスマニアに移住してきて、この土地で生きていくために見つけた仕事だった。家族ぐるみで親しいボスと、淡々とこなすこの肉体労働を、イーリはいま気に入っている。「ペンギンを守ろうとしてる一方で、ポッサムの毛を剥いでお金もらってるって、何か…

動物保護の「お手伝い」のハードルは想像以上に高かった。ビシェノ・ペンギン物語

「おはよう〜!」朝から元気に顔を出すと、いつになく悲しそうな顔でヴィッキーに迎えられた。 昨日の夜、ペンギンが1羽死んでしまったのだった。 野生の動物を人の手で扱うのはとても難しい もともと身体が弱かった上、前日に手伝ってくれた人がエサを与え…

ペンギンの羽の防水のヒミツはおしりにあった! ビシェノ・ペンギン物語

大人に近づくにつれて、ペンギンたちは段々と人の手からエサをもらうのを怖がり、嫌がるようになる。「エサなんか要らん! 今すぐここから出せ〜!」嫌がるペンギンたちを見ながら、ヴィッキーがよくアテレコしていた。野生がしっかり身についている証拠だか…

野生動物を人間の手で保護するには、データ収集とトライ&エラーしかない。ビシェノ・ペンギン物語

タスマニアでは、動物と車の接触事故(ロード・キル road kill)がとにかく多い。実際に車で道路を走っているとあちこちに動物たちの死骸を見かける。ウォンバットやカンガルーたちはお腹の袋で育児をするため(有袋類)、交通事故のときお腹にいた子供だけ…

タスマニア・ビシェノの動物保護施設パディメロンパークの1日。ビシェノ・ペンギン物語

タスマニア、ビシェノの町はずれにあるパディメロンパーク Padimelon Park。この場所で、夫婦で力を合わせて動物たちを懸命に生かして自然に還すジェフとヴィッキー に出会った。わたしはタスマニア滞在中、ここでペンギンたちにエサをあげるお手伝いをさせ…

オーストラリアでペンギンに餌をあげた日。ビシェノ・ペンギン物語 in タスマニア

ペンギンたちがいるのはイーリの家から1.5キロほど離れたところにあるパディメロン・パーク Pademelon Park 。ここは、タスマニア内で怪我をしたり病気になったり、親を亡くしたりした動物たちが保護されてやってくる、動物たちの非営利目的のリハビリセンタ…

【タスマニア滞在記】まるで秘密基地!男の子の夢が詰まったアレンのビール工場

(前編はこちら) パブを出て徒歩5分。到着したのはアレンの自宅となりにあるガレージ。これがまさに秘密基地のような様相だった。 アレンの秘密基地とビール工場 ビールサーバーの他にも、ビリヤード、ダーツ、ギター、太鼓、大きなソファ。男の子の好きな…

【タスマニア滞在記】パブで集合からの家飲み。飲酒運転できるタスマニア・ビシェノの夜遊び

オーストラリアの法律では、血中アルコール濃度が0.05(1時間にビール1杯程度)より低ければ運転してもOKと決められている。つまり、少しのお酒であれば飲酒運転で捕まったりはしない。夜になると道路はほとんど車が走ってないし(その代わりに野生動物はた…

【タスマニア滞在記】ただ生きてるだけで満足できる。日々に疲れたらタスマニアに行ってみよう。

もしある日、自分がぐったり疲れていることに気づいたら、タスマニアに行ってみたらいいと思う。もしある日、自分が本当は「何もしたくない」と思っていることに気づいたら、ビシェノの町に来てみたらいいと思う。ここでは、ただ生きてるだけで満足してしま…

【タスマニア滞在記】セントメリーズ St Marysのセントパトリックスヘッド St Patricks Head で登山しよう!

やまのぼり! それが今日のワクワクの理由です。朝から、タスマニアの北東にある町 St Marys セントメリーズに向かう。今日登るのは St Patricks Head セント パトリックス・ヘッド。国立公園ではないけれど、Tasmanian State Reserve といって、州が指定す…

【タスマニア滞在記】イルカと泳ぐのが夢だった。あなたの人生のTODOリストはなんですか

タスマニア・ビシェノ滞在4日目の今日。朝から偶然見つけた愛しのあの子は、実は野生のイルカでした。サーフィンが趣味のイーリは仕事にむかう途中で車をとめて波の状態をみるのが日課になっているそうで、今日も同じように車を止めていた。波のことなんてよ…

【タスマニア滞在記】東京である日脱サラしてタスマニアに1人で移住したイーリくんのお話

仕事は、ビシェノにあるサーフショップのショップスタッフ&ペンギンツアーのガイドをしている。夜になると浜辺に上がってくる野生のペンギンたちを観光客や地元の人と一緒に観察しながら、ペンギンの生態や環境について話をする、というのがペンギンツアー…

【タスマニア滞在記】ビシェノの音楽フェス。家族みんなで踊ったことはありますか?

今日はBicheno ビシェノでロック・フェスティバル ”ROCK POOL”があった。場所は海辺の公園 Lions Park ライオンズパーク。 ビシェノでは年に2回こんなお祭りがあるそうで、地元の人が一同に集まる珍しい機会なのだそうだ。 夕方ごろから参加したのだけど、な…

【タスマニア滞在記】ビシェノの朝の海

青、白、灰のグラデーションの海。ビシェノのビーチの砂は灰色。そしてすごくきめが細かい。朝日が砂にキラキラ反射してまぶしい。空の青と、海の青と、波の白と、砂の灰色。カモメも犬もうっとりしちゃうような自然のトーン。海の近くを散歩しながらはしゃ…

みどりじゃない大自然。「世界で最もピュアな場所」タスマニア

Hobart ホバート → Bicheno ビシェノの運賃は37AUD(≒3000円)だった。「ビシェノに行くなら乗り継ぎしなくちゃいけないよ!」という運転手さんの言葉に、え、ほんとですか! と面食らいつつもとにかくバスに乗り込んだ。タスマニアの南に位置する中心都市 …

【海外女1人旅。最終目的地タスマニアへ】そしてまたバスがない!!ホバートの街で出会った人たち

つながらない公衆Wi-Fiをウロウロしながら拾い続けて1時間。やっとのことで近くに25AUD(≒2000円)のバックパッカー宿を予約する。地図を目に焼き付けて、スーツケースをのそのそと転がしながら再出発する。何はともあれ、ようやくホバートで行く場所が見つ…